やまい伊藤製陶所が作る和食器

「土」と「手作り」に徹底してこだわり
“侘び寂び”の世界を表現。

当社のある土岐地方では、陶土が豊富なことから「ガバ鋳込み」（排泥鋳込み）という独特の製法が盛んに行われていました。石膏型に流し込んだ泥漿(でいしょう)がある程度固まったら、余分な泥を「ガバッと」外に捨てることから、その名がつきました。当社の和食器は、その伝統製法を頑なに守り続け、「土」と「手づくり」に、とことんこだわった“土もの”の陶器がメインです。日本独特の世界観“侘び寂び”を演出するため赤土を使い、化粧土を塗って素焼きを2、3度と実施。土の色合いに微妙な変化をもたせるなど、隅々にわたって工夫を凝らしています。まさに、職人の技と真心が随所に散りばめられた商品ばかり。

土だけが持つやわらかさや優美さ、職人の手のあたたかみが感じられる独特の雰囲気。徐々に朽ちてゆくことすらも極上の美へと昇華させるその佇まい…。巷にあふれる大量生産の磁器とは一線を画する当社の逸品の数々を、ぜひ手にして触れて、その違いを実感してください。